ピッ!とすばやく決済~電子マネーEdyとSuicaの競争劇~
こう暑いと汗ばんだポケットや、かさばったカバンの中からサイフを出すのは億劫なこと。
しかし、そんな暑い夏でもスマートに決済できる『電子マネー』が便利です!!
本ブログでも数回取り上げていますが、
最近CMでもよく聞く『ケータイでピッと!』、『おサイフケータイ』なんかでおなじみの電子マネー。
なんだか聞いたことはあるけれども、実際使ってみたことって。。。っていう人も多いんじゃないでしょうか?
電子マネーとは、プラスチックカードのようなものに非接触型のICチップを内蔵し、
専用のリーダーにかざせば、事前に入金した範囲内で買い物ができるという新しい決済ツールです。
わかりやすく言えば、コンビニで使えるQUOカードや、電車に乗る際に便利なパスネットのような
プリペイドカードを自分で入金することによって何回でも使えるようにしたものです。
入金限度額は数万円以内で、入会審査や年会費は不要。
利用の際、クレジットカードのような署名や、デビットカード(キャッシュカードで買い物できるサービス)
のような暗証番号入力がいらない手軽さも便利!
現在、ビットワレット社が発行・運営する『Edy』と
JRが発行運営する『Suica』などがメインにあげられ、
両方式の総発行枚数は6月末現在で1800万枚を突破。
これは国内クレジットカード発行枚数の7%に相当し、急速な成長を遂げ、
将来の生活インフラになるのでは?と期待されているものです。
ここで、ポイントになってくるのが『ケータイ』
さっき取り上げた『おサイフケータイ』などに見られるように
『電子マネー』といまや誰もが持っている『ケータイ』が合体して、気軽に使える決済ツールとなり
ビットワレット社、そしてJRもこれを利用してユーザー数増加を狙っている。
さらに携帯電話のインターネット機能を使って、銀行口座から直接入金できるサービスも開始された。
7月からはおサイフケータイの残高を、他のおサイフケータイに転送(送金)するサービスを始め、
携帯電話間で電子マネーをやり取りできるようになり、
利用者が本当に『おサイフ』感覚で利用できるサービスを充実させている。
新しいモノに対する不信感、使いずらさは当然あるだろうが、
暑い夏
モノは試しに、スマートにピッ!と自販機でジュースを買ってみてはどうだろうか?